一年間の軌跡

あと一週間で刀剣乱舞 ONLINE に大型アップデートが来ますね!
去年のアップデートで実装したお散歩機能の交換所が来るんだろうなとは予想しておりますが、他に何か新しい要素が来るのではないかと楽しみにしています。
個人的に一番やって欲しいのは内番の時間を短縮するか、確定で能力UPですね。このままだと極にした刀剣男士たちの生存をMAXにするのに何年かかるのか……果てしないので。笑

このサイトは去年の夏に作ったのですが、刀剣乱舞の二次創作を始めたのは確か去年の3月くらいでした。小説は中学生の時に某少年漫画のファンサイトの掲示板に小説投稿機能があったので、個人サイトは作れないけどここでならと思い少しだけ投稿したことがあります。しかし、絵に関してはせいぜい学生時代に教科書に落書きしていたくらいで、誰かに見せたことなんてもちろんありませんでした。

そんな私ですが、どうしても自分で二次創作をしてみたいと思う刀剣乱舞という作品と推したちに出会い、まずは小説から書き始めました。そこで小説を書くことの楽しさを思い出し、せっかくなら同人誌を作ってみよう、でも同人誌を作るなら表紙も自分で描いてみたいなぁ、とどんどん欲望が湧いてきたのでイラストの練習を始めました。
こちらが、去年の3月、何日もかけて描いた私の初めてのデジタルイラストです。

堀川くんイラスト
今見ると、ここはこうして描いた方がもっと見栄えがよくなるだろうな…とか色々思いつくのですが、当時の私にとってはこれが全力を出し切った結果でした。YouTubeでイラスト講座を見て、描いて、分からなくなったらまた講座を見て…そんな試行錯誤を繰り返して完成させた、思い出の一枚です。
意気揚々とSNSに投稿しても驚くほど反応がなくてちょっと凹んだのも、今となってはいい思い出ですね。次はもっと上手く描くぞ!という原動力になったので、結果的にはよかったのかもしれません。他の絵師さんたちのイラストに比べれば未熟な部分が多々ありますが、大好きなキャラのイラストを描きたい!という熱意を持って完成させることができてとても嬉しかったのを今でも覚えております。

そしてこのイラストを描いたことを皮切りにイラストを描くことを習慣にして、4か月後の2022年7月に再度同じキャラでリメイクしたイラストがこちらになります。

堀イラスト

ちょっと髪色が背景に沈んでしまっているのは反省点ですが、見栄えとしては前のイラストより全体的に良くなったと思います。せっかくだから刀も見せたいと思ってちょっとだけポーズ変えましたが、やはり堀川くんは刀を握るとかっこよさが増していいですね!
全体的に画面も明るくなって、堀川くんにより目が行きやすく描けたかなと思います。
これを描き上げて4か月前のものと比較したとき、結構表現力上がってるじゃん!と我ながら感動したことを覚えています。

お次は、そこからさらに3か月経った2022年10月に描いたイラストです。
最初の目標である自分の同人誌の表紙を描く、ということを無事に達成し、今ならよりかっこいい堀川くんが描けるのではないかとチャレンジしました!

刀を構えるという構図はそのままで、よりアップの横顔にしてみました。
この構図は自分で棒を手にして自撮り棒で撮影して、と結構手間をかけてポーズを考えたのが印象深いです。特に指の部分はほとんど私自身の指をそのまま描いた感じです。
なんか今見ると、顔よりも構えている刀の質感を出すのに一番力入ってますね。笑 公式の堀川くんが持っている刀と、実物の日本刀の写真とを睨めっこしながら厚塗りしていくのは楽しかったです!
そんなに得意じゃない手と刀が思っていたよりも上手くかけたので、私の中ではお気に入りの一枚です。

そして最後はつい最近、2023年の4月に描いたイラストです。
夜と堀川くんというテーマはそのまま、もう少し全身が映るようにしたいと思って描きました。

堀川くんイラスト

今まさに戦っています!感を出したいと思いちょっと捻りの入った難しいポーズにチャレンジした意欲作です。
体の捻りを自然に見えるように描くのってなかなか難しいですね…でも、前のイラストに比べて躍動感は出ているように思います。
個人的にはいつも苦手ポイントであった髪の毛のツヤが自然に描けた!って喜んでました。前回と比べて刀の部分の描き込みがシンプルすぎるな…というところは反省点です。
でも、難しいポーズに挑戦してある程度形になったイラストに仕上げることができるようになった、というのはとても成長を実感しました!

以上4枚が、一年間を通した自分の画力、もとい表現力の変化です。
描き続けていくと少しずつ頭の中のイメージをより正確に出力する能力が鍛えられているように感じます。
一番成長を実感したのはなんといっても漫画同人誌を描き上げたということが大きいですね。
どうしても色んなポーズ、角度からキャラクターを何枚も描く必要性に迫られるので、線画を仕上げるスピードや全体的なバランスのとり方が前よりも上がったように感じます。

昔の自分と比較すると、成長ポイントが目に見えて分かるので見ていて楽しいです。
己の敵はいつだって自分であり、己の味方もまたいつだって自分です。時に昔の自分に挑む気持ちを持ち、そして成長が感じられたら素直に自分を褒めてあげようと思います。

もしイラスト描いてみたいんだけど上手くなるか不安だなぁと思っている人がいたら、まずは一枚、時間をかけて全力で描いてみて欲しいです!私も最初の一枚目の時はトータルで10時間近くかかったように記憶しております。一枚全力で描けば、ここは良く描けたなとか、次はもっとこうしてみようという気づきが生まれて、次の一枚を描いて…といったように描き続ければ少しずつ表現の幅は広がっていきます。幸い、今の時代は本や動画などの教材が溢れています。自分にあったやり方を見つけて、毎日ちょっとずつ好きなものを描いていく。自分の頭の中の「萌え」を形にするのは、すごく楽しいです!