人間無骨をお迎えした感想

※この記事には、2022年冬の連隊戦にて実装された刀剣男士「人間無骨」の顕現セリフ、戦闘絵、回想の内容についてのネタバレがあります。まだ見ていない、見たくない方は恐れ入りますがブラウザバックをお願いします。



冬の連隊戦が始まって4日目、ついに人間無骨さんをお出迎えすることができました!
ちなみに、10万ポイント達成までのレアドロップは、大包平1振り、袮々切丸1振りでした。こちらに関しては、もうちょっと落ちてくれると嬉しいですね……普段入手できない刀ですし、袮々切丸は乱舞レベルを上げるためにそれなりの数が必要となりますから。

とはいえ、割と早めに10万ポイント達成できてよかったです!顕現時の画像がこちら。

一人称が「此レ」というのが特徴的ですね。兼定インナーがよく似合っています。

立ち絵とセリフは割と落ち着いた感じですが、いざ出陣すると一気に印象が変わります。安定みたいなヒャッハー系ですね。元主である森長可は武勇に秀でた「鬼武蔵」の異名を持つ武将で、彼もまたその気風を受け継いでいるのでしょう。殺意マシマシな感じがすごくいい!

なんと彼には回想が4つもあり、そのどれもが個人的にはクオリティが高くて大満足でした。

まずは、同じ兼定の刀である兼さんとの回想。
お互いを「先輩」「後輩」と呼んで仲良くしている感じが素敵でした。二人の距離感も掴めますし、兼さんがウッキウキだったので見ていて(兼さん……楽しそうで何より)という謎の親心が芽生えました。笑

お次は、同じく兼定の仲間である歌仙さん。
この二人に関しては刀工も同じで、主が茶や書を嗜むといった共通点があります。文をしたためている無骨を相手に、歌仙さんも嬉しそうです。
元主みたいに上手く書けないと悩む無骨に、最初はみんなそんなものだと声をかける歌仙さんでしたが、じゃあ歌仙も苦労して字を書いていたのか?という問いかけに対し、若干引き攣った笑いでそうだよとも答えずに去っていく歌仙さんが面白いですね。歌を詠むけれど、意外と字を書くというのは得意ではないのかもしれません。

そして次は、岩融との回想。
一見すると接点のない二人ですが、元主が「武蔵」坊弁慶と鬼「武蔵」という繋がりがある、という話を無骨がします。それに対して岩融は、鬼武蔵の由来の一つが弁慶から来ているということは、武蔵坊弁慶が後の世で名を馳せる一端を無骨の元主が担ったということ。それならば縁者も同然だと明るく迎え入れてくれます。
歴史上での接点というだけではなく、こういった別の視点での接点で刀剣男士たちが仲良くなっている姿を見るの、個人的には大好きです。岩融が嬉しそうに受け入れるところが本当に良い。

そして最後は、元主が兄弟という不動くんとの回想。
不動くんの元主・森蘭丸が本能寺にて亡くなったというのは有名な話です。そしてそのことについて、蘭丸の兄である森長可、そしてその槍である無骨がどう思っていたのか、ということを彼は不動くんに話します。
長可と蘭丸は人間である故、死した後に言葉を交わすことはできません。でも、刀剣男士となった不動くんと無骨は、時を経て再会を果たしました。刀剣男士だからこそできる方法で、自分の主の想いを伝える。すごく素敵な回想でした。無骨の「お前に、会いたかった」という言い方もグッと来ましたし、それに対して息を詰まらせた後、「これを受け取らなかったらきっと、もっとダメに……なっちまうよな、蘭丸」と切なげに答える不動くんにウルっと来ました。
この回想は本当に、声優さんたちの名演が光る素晴らしいものでしたね。

これだけ盛りだくさんの無骨、私はすっかり気に入りました!絵も好みで、他の刀剣たちとの関わりも好印象です。
おまけに、真剣必殺がクッソかっこいい……!なんでしょう、この殺気の中にあるそこはかとない色気は。カッコ良すぎますわ!!

無骨が来てくれたことにより槍は全部で5振りになりました。同刀種編成が好きな私としては、残り1振りの槍、お待ちしております……!!