10月は3回も京都に行くという素敵な月になりました!
国内の旅行支援と外国人観光客受け入れ緩和によっていつものめっちゃ混んでいる京都が戻りつつありますね…もちろん素晴らしいことですが、人混みが苦手な私には中々大変です。笑
まずは、新選組展2022に行ってきたお話から。前持ってチケットを買っていたのに中々行かず気付けば10月も終わりに差し掛かり、慌てて有給をとって平日に行ってきました!11月の京都は紅葉のおかげで人の多さが凄まじいですからね〜
京都文化博物館の外観撮り忘れたので、購入した図録とコラボファイルの写真を載せます。
まず1番感動したのは、近藤さんから佐藤彦五郎さん(土方さんの義兄にあたる人)に当てたお手紙です!そこに、土方は和泉守兼定と堀川国広の脇差を使っていると書いてあるのですが、これこそ刀剣男士・堀川国広の元になった逸話であり、彼の刀帳台詞の「少なくとも兼さん……兼定の相棒だったことだけは、本当だよ」という台詞の元ネタなのです!!
ああ、これか…!この手紙が残っていなければ、堀川国広というキャラクターは生まれなかったんだろうなぁと思うと、感慨深い気持ちになりました。ほんの数行、でもその記述を後世に伝えてくれたことに感謝の気持ちしかありません。
そしてもちろん、この展示の目玉の一つでもある兼さんの元ネタ・銘 和泉守兼定もばっちり拝見させて頂きました。今年の5月に土方歳三資料館にお邪魔した時にも思いましたが、反りがあまりなくてまっすぐした刀身がすごくゲームの和泉守兼定というキャラクター性に反映されていて素敵だと思いました。幕末の動乱の中、賊軍とされた新選組の持ち物だった品々が消えることなくこうして令和の世に残っていることに、それまで懸命に守り受け継いできた方々の想いを感じますね。
この他にも活撃で堀川くんが新選組に潜入した際に身につけていた衣装の誠と書かれた袖章や、近藤さん直筆の書簡など見どころがたくさんあって、2時間くらい滞在するほど夢中になって見学しておりました。全国各地にある所縁の品々をこうして集めて見られる展示というのは、本当に素晴らしいものですね。
これ絶対見返したくなるわと思って即図録を買って帰りました!コラボファイルもノリで買いましたが、すでにファイルが余りまくっている上、飾るスペースもないのでどうしようかなと思案しております。笑
また、せっかく京都に来たのだからと新選組に関係ある場所もいくつか巡ってきました。
まずは、金戒光明寺。こちらは新選組、というかその上に立つ京都守護職の松平容保公が京都在府中に住まわれていた場所になります。
(この誠の旗が風が吹かないと綺麗に見えなかったので、結構思った感じに撮るの大変でした。笑)
そしてお次は三条大橋。刀剣乱舞のゲーム内でも登場する場所ですね。こちらの橋には刀傷が残っている場所があり、池田屋事件の際に付いたものではないかと伝わっています。
(工事中で近くから撮影できなかったため、ズームで撮った関係で画質はあまりよくないです)
ゲーム内の回想で、兼さんに対して長曽祢さんと堀川くんが「……和泉守兼定に言っておけ。暴れるのはいいが、うっかり橋に刀傷付けたりするなと」「ああ……僕らがそれをやっちゃったら歴史が狂いますよね……」と話していた元ネタは、おそらくここから来たのではないかと思います。
しかし、橋にちょっと傷付けるだけで歴史が狂ってしまうからダメ、というのは結構厳しくないですかね?自分達だけでなく、そこで戦う時間遡行軍が傷付けるのもNGってことになると思うので、めちゃくちゃ気をつけて戦わないといけないことになると思うんですよ。刀剣男士たちに求められるものって結構大変なんだなと思わずにはいられませんね。
でも一方で活撃とかだとめっちゃ火事が起こったり人を助けたりと橋の傷どころの騒ぎじゃないことをしているのに、歴史修正力がうんたらだから大丈夫…みたいな話をしていた気がする(うろ覚えなのでちょっと違うかも)ので、そこらへんの基準はよく分かりません。まあ活撃はあくまで派生なので、公式設定とはまた別だという風に私は解釈しております。
そして三条大橋からすぐの場所にある池田屋跡。説明不要なほど有名な場所ですね。今現在は飲食店になっておりますが、ちゃんとここが池田屋だったんだよという説明書きは置かれています。本能寺跡も石碑が置かれているだけなので、有名な事件の場所も結構あっさりとしているものです。
最後に、壬生寺と壬生屯所旧跡 八木家。ここは新選組が宿舎として使用していた場所です。最盛期は200人近くが在籍していたといいますから、隊士たちが生活する場所を確保するだけでもかなり大変ですよね。池田屋事件の後には、ここから西本願寺に場所を移したようです。さすがに個人の邸宅にそんな人数が住むのは難しいので仕方ないですね。ここで彼らはどんな生活を過ごしていたんでしょうね。
ここからは所縁の地ではなく、グルメ話です。前回刀剣乱舞STOREの記事で紹介したお店のナポリタンを食べることができたので、書かずにはいられませんでした……!!
某有名番組でも紹介された喫茶文六さんの季節のナポリタン、私が行ったのは10月ということでたくさんキノコが入っていてめちゃくちゃ美味しかったです!私はナポリタンに入っているタマネギが固くてジャリってなるの苦手なのですが、全然そんなことなくけれどくたっとなりすぎているわけでもない、絶妙な加減が堪りませんでした!!
もはや飲み物のようにするすると入っていき、あっという間に完食しておりました。京都の人は洋食好きだから洋食が美味しいとはよく聞きますが、納得のお味です。リベンジして良かった……!
ちなみにこちらのお店かなり細い路地の先にある(画像参照)ので、まず辿り着くだけでも難易度高い上に勇気が必要となりますが、それを加味してもお釣りが来るほど素敵なお店です。もし河原町から祇園四条あたりに行くことがあればぜひ!!
10月は京都巡りにイベント参加と本当に充実した時間ばかりで、幸せな一ヶ月でした!その分お仕事にも精を出したいと思います。