堀清 - ビーグルの庭

堀清の恋が始まるまでのお話です。元々はモノだった刀剣男士が人間としての感情を自覚するのって、どんなタイミングなんだろう、と想像しながら書きました。

本丸にいつまでも顕現しない清光。その原因を探るべく、堀川くんは幕末に一人調査に向かう。刀の付喪神・加州清光と話すうちに、その原因を悟る堀川くん。彼が取った選択とは――。

1月8日の閃華の刻で頒布する小説のサンプルとなります。「小さな本丸の恋の話」と「二人で歩く道」の二つのお話を収録しております。前者は無料公開している同名のお話を加筆したもので、後者は出陣先で記憶を失い人間として暮らす清光を堀川くんが見守るお話になります。R-18作品です。

刀だった頃、池田屋で清光が折れた。最後に見た清光の顔がどのようなものだったかすら思い出せずに永遠の別れになったことを、後悔する堀川くん。そんな二人が、本丸で再会して恋人になって、喧嘩して、仲直りするお話。

清光の鍛刀記念日を祝うお話。どちらかというと堀→清です。

相棒のいない本丸に顕現した堀川くんが、自分の存在意義を清光と一緒に見つける話。死ネタ。女審神者がしゃべります。R-18作品。